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参議院選挙候補者アンケート

弁護士の浅川壽一です。
 
 当職が事務局長を務める神奈川憲法会議は、2016年の参議院選挙神奈川選挙区に立候補するみなさんへ、下記の質問を行いました。郵送またはEメールにて質問を送付、返信頂きました候補者の方々の回答を公表しています。
 
質問は、下記の4つです。
質問1 あなたは,憲法9条の改正に賛成ですか,反対ですか
質問2 質問1の賛成あるいは反対の理由を簡潔にご教示下さい。
質問3 「自由民主党憲法改正案」には,緊急事態条項がありますが,あなたは,この「緊急事態条項」について,賛成ですか,反対ですか。
質問4 質問3の賛成あるいは反対の理由を簡潔にご教示下さい。

回答(回答到着順)

森ひでおさん(社会民主党)
質問1 反対
質問2
憲法9条のもとで、日本は戦争に参加せず、殺し殺される関係にならかった。これは日本の平和と世界の平和に重要な意義をもっている。憲法9条を生かす政治を行うべき。
質問3 反対
質問4
内閣で法律と同等の政令を作る機能を付与すれば、国会の機能が停止される可能性が高い。ただでさえ憲法違反の法律を押し通す安倍政権であるので、独裁に突き進み、国民の権利が侵害される。

佐藤 政則さん (無所属)
質問1 賛成です
質問2
交戦権がなければ、敵が攻撃をしてきた際に、国民を守ることができません。現行憲法が公布された時点では、連合国軍が駐留し日本国の領土・領海・領空を管理しており、日本国が交戦権を持たないことに、法的な整合性がありましたが、制限されていた国家主権が回復した1952年4月28日以降は、速やかに、9条2項を削除、廃止すべきであると、考えているからです。
ちなみに、9条1項は、国際紛争を解決する手段としての武力の行使等を放棄しているだけで、それ以外の手段、例えば、国民を敵の攻撃から守る手段としての武力の行使等を、放棄しておりませんので、修正を加える必要はないと、考えています。
質問3
反対です
質問4
現行のいわゆる安保法制もそうですが、憲法案における「緊急事態」条項も、成らず者集団に対し、こちらの手の内を晒すものであり、成らず者集団の蛮行を誘発することはあっても、それを抑止することは、起こり得ないからです。

あさか由香さん (日本共産党)
質問1 反対
質問2
憲法9条は,恒久平和主義を徹底した世界に誇る憲法です。自民党の改憲案は,憲法9条2項を削り,国防軍を創設するとしていますが,これは海外での武力行使を無条件に可能にし,日本を「戦争する国」にしようとするもので容認できません。今日本に必要なのは,憲法違反の安保法制=戦争法や9条改定ではなく,憲法9条にたって平和の外交戦力です。
質問3 反対

質問4 
自民党改憲案の「緊急事態」条項は,内閣総理大臣が「緊急事態」を宣言すれば,内閣が立法権を行使し,国民の基本的人権を停止するなどの事実上の「戒厳令」を可能にするものです。「憲法によって権力を縛る」と言う立憲主義を否定し,「憲法によって国民を縛る」ものに変質させてしまうものであり,絶対に容認できません。


真山勇一さん(民進党)
質問1 反対
質問2
平和主義の原則に反するもの。改正の必要性もない
質問3 反対

質問4
 立憲主義を根底から破壊するもの。この条項を必要とする場面も想定されない

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.07 2016 政治 comment0 trackback0

徹底解剖!イチからわかる安倍内閣の集団的自衛権:閣議決定がしめす 戦争ができる国づくり そのカラクリ

徹底解剖!イチからわかる安倍内閣の集団的自衛権: 閣議決定がしめす 戦争できる国づくり そのカラクリ徹底解剖!イチからわかる安倍内閣の集団的自衛権: 閣議決定がしめす 戦争できる国づくり そのカラクリ
(2014/10/09)
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.08 2014 政治 comment0 trackback0

ホントにいいの?比例定数削減(2)

 学習会には、弁護士ばかりではなく、組合や各団体の代表者たちも参加しました。
 神奈川県労働組合総連合の山田浩文事務局長は「行動提起を行い、定数削減問題を最優先課題とし、団員を講師に呼んで学習会を開き、この問題を語れる仲間を増やしていこう」「リーフレットと署名を持って街頭へ出よう、議員に対する働きかけを行おう」と力強く呼びかけました。
 閉会のあいさつに立った泉水令恵・新日本婦人の会神奈川県本部会長は「母親たちのおしゃべりでは『国会議員って多いよね』という言葉が交わされているが、もっと声を大きくして定数削減の問題点を呼びかけ、多くの人たちに本当の問題点を知ってもらおう」と語りかけました。
 定数削減問題については、市民の反応がいまひとつであり、今回の学習会も参加者71名にとどまりました。決して参加者が多かったというわけではありませんが、講師と市民の熱意が一体となった素晴らしい学習会となりました。
 今後も、こうした学習会を通じ、定数削減の「まやかし」を広く世に問いかけていきたいと思います。(浅川壽一)
.22 2012 政治 comment0 trackback0

ホントにいいの?比例定数削減―神奈川憲法会議が学習会(1)

 2012年2月20日、横浜で、自由法曹団本部の山口真美さんらを講師に招いて、比例定数削減問題を考える学習会が開催されました。
 学習会は、自由法曹団神奈川支部と憲法改悪阻止神奈川県連絡会議(神奈川憲法会議)共催したものです。事務所の弁護士は全員、法律家団体である自由法曹団のメンバーです。また当事務所自体が、神奈川憲法会議の参加メンバーです。
 講師の山口真美さんは、自由法曹団で衆院比例定数削減阻止対策本部事務局長を務めています。山口さんは、比例定数削減の狙いは国民の怒りの声が反映しない国会づくりを目指すものであり、小選挙区制下では民意の水増しが行われ議席は虚構の多数となることを指摘しました。そして「議員の質が低下しているのは、薄くても広く支持を集めなくてはならない小選挙区制が元凶であって、こうした状況で選挙に勝つためには強い政党の公認をもらう必要がある」「その結果、党執行部にウケのよい政策を立てる議員ばかりとなり、その結果国民目線から乖離してしまう政策しか生まれなくなる」という悪循環を指摘しました。
 その上で山口さんは、外国と比べると議員一人あたりの人口でいえば日本の国会議員数は少なく、財政の観点からいえば削減すべきは世界一高額な政党助成金ではないか、と問題提起しました。
 もう一人の講師、仁比聡平さん(日本共産党衆院比例定数削減反対闘争本部事務局長)は、現在は歴史的な岐路であり正念場であって、民主党がことごとく公約を破る中で国民の声が届く政治の力が渇望されている、と述べました。その上で「今の国民の怒りをそのまま国会に映し出す選挙制度が必要である」と訴えました。また、民主党内でよく使われている「身を切る」という言葉についても、「議席は議員の私物ではなく国民のものである。切られるのは国民の声である」と述べ、比例定数削減を「身を切る」と呼ぶのは間違いであると述べました。(続)
                           
.22 2012 政治 comment0 trackback1

国会議員定数削減は改憲への第一歩 見過ごせない首相発言

 平成23年7月30日、菅直人総理大臣は記者会見を行いました。記者会見の中で菅直人総理大臣は、なぜかマスコミが大きく取り上げない、しかしたいへんに大きな問題を述べました。それは、国会議員の定数削減です。「・・・国会議員自身が身を切ることも必要だと思います。衆議院の定数を80、参議院の定数を40削減するというこの方針に沿って、8月中に党内の意見をとりまとめて欲しい、そして12月までには与野党で合意を図ってもらいたい。・・・」国家財政の無駄をなくすという文脈で述べられた言葉ですが、これは改憲への第一歩となる危険を含んでいます。
 国会議員は、いうまでもなく国民の代表です。そして、議会での議論を通じ政策を形成する重要な役割を担っています。さらに、三権分立の下、国会を構成する議院には国政調査権(国家の権力行使などが適切か調べる機能)が与えられ、ほかにも国会は内閣総理大臣の指名権等をもって行政権をチェックする重要な機能を持っています。こうしたチェック機能は、十分な議員の数なくして行い得ません。
 ところが民主党は、衆議院の定数を80減らし、しかもその対象は比例代表選出議員の数だというのです。比例区選出議員の数が削減されてしまうと、小選挙区制で選出される議員が圧倒的に多数となります。言い尽くされてきましたが、小選挙区制の問題点は、選択の多様性が失われてしまうことです。小選挙区制では1人しか選挙区から選出されないため、多数派の声しか議会に届かなくなってしまうのです。
 日本国憲法は基本的人権を尊重し、多数派による支配という単純構造を否定し、少数者の自由や人権にも配慮した民主主義を大切にしています。しかし、小選挙区選出議員が圧倒的多数を占めるようになると、少数者の声が議会に届かなくなり、議会多数派(決して国民の多数派とも限らない・・・)が、やりたい放題にしてしまう危険があります。国会の多数派工作で少数派を排除するような選挙制度を構築するなら、それは民主主義の自殺ともいえる行為です。
 もし、議員定数が削減された場合、最悪のシナリオは以下のとおりです。①削減した定数で行われた選挙で多くの得票をした議員が選出される②多くの得票を得た議員で構成された国会において改憲手続法をいじくり改憲を容易にする下準備をする③憲法の改正条項だけ改正して憲法上も改憲をしやすいものにする④本腰をいれて憲法の中身の改憲を行う⑤戦争のできる国、国の利益のために個人の人権を犠牲にする国にする・・・。
 さあ、みなさん、たいへんです。「あんな議員ならいらない」なんて言っている場合ではありません。憲法を改正されてしまったら、軍隊を持つことも、海外に派兵することも、軍事条約を結ぶことも、防ぎようがありません。労働者の権利が憲法から消えてしまったら、私達法律家はお手上げです。えん罪を防ぐ被疑者被告人の権利も、こどもの権利も、差別をなくす社会も、憲法から消えてしまったら、お手上げになってしまいます。
定数削減に隠された改憲への狙いを、力を合わせて、阻止しましょう。(浅川壽一)
.20 2011 政治 comment0 trackback0
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